• 平成25年度総会・勉強会日程のお知らせ

    2013年2月2日 update

    【25年度総会】会費:無料
    日時:22年2月16日(土)15:00~17:00  
    場所:中央区立新川区民館/東京都中央区新川1-26-1  TEL 03-3551-7000

    【25年度勉強会】会費 無料
    日時:25年2月17日(日)
    場所:中央区立新川区民館/東京都中央区新川1-26-1  TEL 03-3551-7000
    ≪第一部≫  9:00~9:40 
    【エコテックス規格100について“人に安全・安心な衣類”とは?】
    講話者:一般財団法人ニッセンケン品質評価センター エコテックス事業所 認証課課長 山崎利明
    ≪第二部≫ 9:50~10:30
    講話者:ゼンドラ株式会社 代表取締役 関誠
    ≪第三部≫ 10:40:~11:20
    【EMクリーニングについての質疑応答】
    講話者:EMクリーニング研究会 会長 喜田弘
    【懇親会】会費:5,000円
    日時:25年2月16日(土)17:30~19:30
    場所:すしざんまい 奥の院/東京都中央区築地4-5-12  TEL 03-3524-7252
    【宿泊先】宿泊費:5,900円(朝食込)
    場所:東横イン門前仲町永代橋/東京都江東区永代1-15-3  TEL 03-5646-104

    【講話者】ゼンドラ株式会社 代表取締役 関 誠(せきまこと)
    講話テーマ 環境問題意識の高まりに順応したこれからのクリーニング経営
    ~“好感をもたれる企業とそうでない企業の差はここだ”~

    内容
    「地球にやさしい」「循環型社会の構築」このような言葉が飛び交ったのは、1990年代後半から2000年にかけて。企業や社会が、いったん出来上がった『大量生産から大量消費そして大量廃棄』という仕組みを壊し、『生産・消費・再資源化』といった循環の仕組みを実現していこうとしてもなかなか難しく、企業や消費生活者・社会を個別に見てみると「頭では分かっているが、行動にはなかなか移せない」このように曖昧になってしまっています。どの業種業態を見てもこれが現実であり、クリーニング業においてはハンガーのリサイクル。再生PET原料での応用製品化。ポリの回収・再資源化なども議論は進むが現実として一向に進んでいない。

    とはいえ、消費生活者自身の変化に伴う環境保全の考え方自体はその後も進化を続け、個人的な意識レベルは年々高まりつつあります。この意識の高まりと実際の行動にはまだまだ大きな乖離があり、これからの課題・テーマではあるものの、『環境問題に積極的な企業に好感』を持ち応援していく姿勢が消費生活者の中に芽生え始めているところを大きく注目していきたいと考えます。

    そして、商品やサービス選定のマーケティング要素としても環境対応がキーワードとなっているのは間違いなく、成功している企業からの事例から大きく学びたいです。なぜなら、クリーニング業も環境問題は避けては通れないからでありますし、業界内にありましたこれまでの道理では行き詰りを感じるのは、業界内の共通認識であると感じます。

    では、こうした環境問題に積極的な行動を商売として軌道に乗せるには。環境配慮商品が企業内に確立されていることを前提として、消費生活者に対して環境配慮行動をどのようにアプローチしていけばよいのか。それには、二つのプロセスを踏まなければ環境配慮消費までたどり着かない仕組みを、事例を用いながらわかりやすく解説していきたいと思っております。

    【講話者】一般財団法人ニッセンケン品質評価センター エコテックス事業所
            認証課課長 山崎利明 / 滝口順司

    講話テーマ エコテックス規格100について 
    ~ “人に安全・安心な衣類”とは? ~

    内容
    今、“人体に安心・安全な繊維製品の世界的安全基準”として、「エコテックス規格100」が日本国内で注目されつつあります。
    「エコテックス規格100」を簡潔に説明しますと、《高度な化学分析によって、衣類を構成する生地・ボタン・ファスナー等に有害な物質が含まれていないかをチェックし(各パーツ段階での分析がほとんどです)、合格した製品にだけ与えられる認証》ということになります。
     一般的には形となった製品そのものが認証の対象ですが、染色工場における染色工程やクリーニング工程等も認証範囲に含まれています。そして、EMクリーニング研究会のメンバーにも、認証を受けている企業があります。
    クリーニング業への環境規制・安全規制は、厳しくなる一方と聞いておりますが、そういう中で、消費者に安心・安全を提供するエコテックス規格の有効性や、有害物質に対する世界情勢(=日本がいかに立ち後れているか)等について、お話しをさせていただきます。