• 活動報告 : 第11回自然農法・EM技術交流会京都大会に参加して

    2006年3月2日 update

    1日目は分科会で、稲作、畑作、果樹・茶、家庭菜園、環境、特設等と、盛り沢山の分科会がありましたが、私は迷わず環境部会に出席しました。
    事例発表が3つ有り、3つとも素晴らしい成果を上げて居られる事に感激しました。
    その1つを大まかに紹介します。

    ・広島県の市内を流れる太田川のジャブジャブ作戦です。
    2人の発表者のとつとつとした話しぶりに、如何に河川環境に取り組む事の難 しさが良く解り、
    周辺の理解を、得るための苦労が身にしみて、思わず頷いている自分に気が付 き吃驚しました。
    太田川に携わる方々の、苦労は並大抵の物じゃなかったと思います。
    今でこそ、ボランティアーの人々や、漁港の人々の支援も受けながら、広島湾に 流れる六本の河川で
    昔取れたシジミ、白魚、鮎、ウナギ等が又取れ出している云う報告を聞くとな んだか自分の事の様に嬉しく思いました
    発表が終わり、Q&Aで早速手を挙げ質問しました.

    Q・私は滋賀県から来ましたEMクリーニング研究会の谷と云います、滋賀県
    は近畿1、400万人の水瓶と言われる
    琵琶湖を抱えて居り、少しでも綺麗な琵琶湖を取り戻したいと云う思いで、E Mを認めて欲しいと行政に掛け合って
    いるのですが仲々認めて頂けません。一級河川にEM団子、又はEM活性液を入れると、生態系が変わると云われるので、直接入れないで、その川に繋がっ ている小川とか、涌水池から入れているのですが、広島は、県又は市所謂行政 とは、どのような方法をとられて居られるのでしょうか教えて下さい。

    A・広島も同じです。面と向かってEMの話をすると駄目なようです、だから
    出来るだけ多くのボランテァーとか、
    各種団体とかにお願いして、隠れてするのでなく、EM団子作りイベントと か、活性液をみんなで川へ流す会とか
    市民イベントにEMも参加しています。それなりに行政は見て見ぬ振りをして いるのが現状です。勿論行政からの
    資金援助は一円もありませんが、協力して頂ける団体、又は個人さんには有り 難く頂いております、と言う答えでした
    他の人も、種々質問されて居られましたが、省略しておきます。

    私も、かれこれ5年地元の河川を少しでも綺麗な川にしたいと思い、仲間と共 に取り組んでいるのですが、
    仲々EMを理解して貰えず苦労しております。山奥の町を流れる河川の流れは 急流なので、EMが定着しないと
    云う難点もあるのです。仲間も仲々増えず苦労しているのが現状です、でも太 田川の人達の話を聞いて又やる気が
    沸いてきました。今年は焦らずこつこつ仲間を増やし,今までやって来た事を 更に延ばして行こうと思っています。

    と、言う様な事でアッと云う間に時間が過ぎ、夜はプリンスホテルの大広間で 懇親会がありました。
    約400人近くの人と、親交を暖めながら、EM談義に花を咲かし、比嘉教授に も挨拶をして、1日目は無事終わり
    ました。

    2日目(2/19)は大ホールで 地域づくりフォーラム が、有りましたが又機会
    が有れば紹介します。
    とても充実した2日間だった事を報告しておきます